近所の遊歩道に毎日猫の餌やりにくる女性がいる。
最初はお腹を空かしている猫にご飯をあげているだけかと思っていたんだけどどうやら違うらしい。
人間を怖がって近づかない猫と何か月もかけて距離を縮め、信頼関係ができたところでケージに入れて、動物病院に連れて行って必要な治療や去勢手術などをしてまた元のところに戻す。
という事をやっているらしいです。
去勢手術で辛い思いをしたはずの猫たちが、その後もまた集まって来ているから、その女性と猫の間に出来た信頼関係は相当強いんだろうなと感心する。
写真はトゥリアンガムカイエカパーダというポーズ。
自分の場合右側は思い通り出来るけど、左側は固くて痛くて出来ない。
こういう場合は、右と比べず、左の股関節の性格に合わせて、ゆっくりやるしかない。
左側はどんなに練習しても一晩経つと99パーセント戻ってしまう。
もちろんそんな事はわかっているんだけど、あの餌やりの女性の様に、毎日1パーセントづつ距離を縮めていくしか他に選択肢はない。
やらかくなるマッサージも無いしツボもない。
もしも自分の左右の股関節にそれぞれ個性があるとしたら
右は器用でお調子モノでおいしいところは持って行ってしまうタイプだと思う。
でもって左股関節は静かで慎重で哲学的。
スポーツで遊ぶなら右股関節で
哲学的な事を教えてもらうなら左股関節かな。
深刻な悩みは右股関節には相談したくない。
多分右股関節は人の苦労や挫折を知らない
何かのアサナを深める時、
エゴを抑え慎重に毎日やったら必ず可動域は広がると思います。
家で毎日やろうと思っている方はまず開脚の前屈から始めると良いと思います。
開脚前屈が出来るようになると
「これが出来たって事は他のポーズも同じ様にじっくりやれば出来るかも」と調子づいて来ます。
最初の3日はイマイチだけど4日目から動き始めますよ。
「おお〜」ってなります。
特に心身共に頑固で硬い男連中にやってほしいです。