~自分自身と向き合う、アルイマYogaの時間~
皆さんは、いかがでしょうか?
仕事の〆切を気にしたり、子供の入学準備やら、家事やら、友達との予定やら、目の前のタスクだけで行動してると、どんどん心のタンクがいっぱいになりませんか?
そんな時ほど、ヨガと呼吸法です。
「アルイマYoga」に来た時の75分は、今までピリピリしていた気持ちや見えない荷物を、一旦放り投げて、自分自身と向き合ってもらいたい気持ちで「土曜の朝ヨガ」はクラスを開いています。
ヨガクラスでポーズを取っている時、思考が動いてる場合もあるかもしれません。
そんな時、ポーズでどこが伸びているかを観察してください。腕を上げた時の脇、その周りが、固まっていたり、だんだんとほぐれていったり、どんなふうに変化しているか、じっくり観察してください。
そして、その観察している箇所に、深く優しい呼吸を吹きこんでください。
自分の身体と呼吸を観察するだけで、知らぬ間に、もう自分自身と向き合い集中してるのです。
すると、心の揺らぎはなくなっています。そこから心身は、どんどん緩んで健やかに変化するのです。
その行為が、ヨガスートラ(ヨガ哲学書で5世紀に作られた)の言う始まりの言葉に重なってきます。
「Yogas Chitta Vritti Nirodhah-ヨーガ チッタ ブリッティ ニローダハ-」、
日本語に要約すると「ヨーガとは心のはたらきを止滅することである。」と言います。
21世紀に忙しなく活動してる私たちですが、5世紀に生きていた先人も心がピリピリしたり、ざわついたりしてたのですね。
そう考えると、どんなに文明が変わっても、進化や進歩をしても、心の動きはいつの時代も同じなのです。
アルイマヨガの皆さんで、要らぬピリピリを、出過ぎた交感神経どんどん手放して、心身を解放してしまいましょう。
【次回は4/23(土)11:00-12:15 ★土曜の朝ヨガ/ノジマナオミ】
写真は北インド・リシケシにある「シヴァナンダアシュラム寺院」です。
昼間はとても暑いのですが、寺院はひんやりと涼しく、瞑想、呼吸法に最適でした。
いつか皆さんとヨガツアーを組んで一緒に行きたい場所の一つです。