世田谷区太子堂4-26-9 コロニス三軒茶屋4階
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インストラクターブログ(沖中正樹)

【誰でも怪我があるのが人生。長年、身体を扱って来た沖中先生だからこその、怪我との向き合い方が知りたくて今回、登場してもらいました】

整体ヨガの沖中です。
去年の8月にアキレス腱を断裂し、その後5ヶ月間ギブス生活を送っていたのですが、今はすっかり回復して歩けるようになリました。

ギブスをしながらもクラスは続けたのですが、生徒さん達にはいろいろとサポートしていただき本当に感謝しています。

ギブス生活の間にどんどん体は硬くなり、25年間積み上げてきた練習の成果はほぼ失われてしまいましたが、それでも今、悲しみも焦りもなく、機嫌の良い自分でいられるのは、55歳にしてまたあの【右上がりの成長】を楽しむことができるからだと思っています。

それともう一つ、体の硬い人達がどんな感覚でヨガをやってるのかを身をもって実感できる事がとても新鮮で楽しいです。
一番体が硬かった30代の頃に戻った感じが懐かしくとても楽しく感じられます。
以前は自分が生徒さんにヨガを教えてあげるというスタンスだったけど、これからは生徒さんと横一列に並んで、同じ方向を見ながら一緒に成長していくスタイルにしていこうかと思っています。

月に1度の日曜日と毎週木曜日の19時からクラスを担当しているので、体が固いと思っている方は私と一緒に頑張りましょう。
よろしくお願いします。

【怪我からの回復には、心の在り方がとても反映される気がします。
沖中先生の様に、怪我をしてもなるべく普通にやる事をやり、出来るようになる事を楽しむ。そんな風に受け止めると、辛い事もプラスに転じますね。是非参考にしたいです🌱ありがとうございました。】

写真は怪我の回復をサポートしてくれていた道具たち

インストラクターブログ(沖中正樹)

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年々ジョギングシューズが進化しているにもかかわらずランナーの足のトラブルが増えている。
ちょっと考えてみたら当たり前の事なんだけど靴の「クッション性」や「固定力」や「反発力」や「推進力」が増した分当然足は弱くなる。

自分の場合、足の痛みと縁を切るためにをジョギングシューズの全ての機能を取り除いたファイブフィンガーシューズを履いているんだけど、このは履くだけで足の痛みが消える魔法の靴ではなく「治る可能性」が見えてくるというだけのシューズです。
だから走りながら自分で基礎から足を作り直す必要があるし、
ランニングフォームも見直さないといけない。

走る事の目的は人それぞれだけど、健康法として走るならファイブフィンガーシューズがまあまあオススメです。
タイムはかなり落ちるから自己新記録を狙っている人には向かないけど、これからも長く何十年も走りたいと思っているなら自己責任で試してみる価値はあると思う。

コルセットもずっと付けていると自力で腹圧を高める事が出来なくなるから要注意。

湯舟にも長く入り過ぎると体温保持の為の代謝や発熱機能が落ちて冷え性になってしまうから要注意。

 

沖中正樹

インストラクターブログ(沖中正樹)

一時期たくさん盆栽をもらう時期があった。
亡くなられたご主人の形見らしく「大切にして欲しい」と言われ譲り受けた。
重い命を預けられたんだけど、自分には絶対うまくやれる自信と確信があったからいただける盆栽は全て頂いた。
その方の紹介でお友達とそのお友達からも合わせて10個以上の盆栽を譲り受けた。

その後、10年以上経つけど
その木達はぜーんぶ機嫌よく生きている。
間違いなく譲り受けた時より今の方が生き生きしているし、見た人が感動出来るぐらいのレベルまで成長している。
数百万円で売られている盆栽よりも美しいと思う。
ちなみに自分はお手入れなんてして一切していない。
どうやって管理しているのかと言うと
ただ山に返してきてあげただけ。の事。
エゴからエコへの橋渡し作戦を決行しただけ。
当然盆栽をもらう時からそのつもりでいた。
だからもらうたびにヨシヨシと思っていた。
今では周りの木と同調してどれが盆栽だったのか見分けがつかない。
「多分コイツだろうな」という木を見てニヤッとして帰って来る。
世の中の全ての盆栽を山に返してあげたい。

沖中正樹

インストラクターブログ(沖中正樹)

近所の遊歩道に毎日猫の餌やりにくる女性がいる。
最初はお腹を空かしている猫にご飯をあげているだけかと思っていたんだけどどうやら違うらしい。
人間を怖がって近づかない猫と何か月もかけて距離を縮め、信頼関係ができたところでケージに入れて、動物病院に連れて行って必要な治療や去勢手術などをしてまた元のところに戻す。
という事をやっているらしいです。
去勢手術で辛い思いをしたはずの猫たちが、その後もまた集まって来ているから、その女性と猫の間に出来た信頼関係は相当強いんだろうなと感心する。

写真はトゥリアンガムカイエカパーダというポーズ。
自分の場合右側は思い通り出来るけど、左側は固くて痛くて出来ない。
こういう場合は、右と比べず、左の股関節の性格に合わせて、ゆっくりやるしかない。
左側はどんなに練習しても一晩経つと99パーセント戻ってしまう。

もちろんそんな事はわかっているんだけど、あの餌やりの女性の様に、毎日1パーセントづつ距離を縮めていくしか他に選択肢はない。
やらかくなるマッサージも無いしツボもない。

もしも自分の左右の股関節にそれぞれ個性があるとしたら
右は器用でお調子モノでおいしいところは持って行ってしまうタイプだと思う。
でもって左股関節は静かで慎重で哲学的。

スポーツで遊ぶなら右股関節で
哲学的な事を教えてもらうなら左股関節かな。
深刻な悩みは右股関節には相談したくない。
多分右股関節は人の苦労や挫折を知らない

何かのアサナを深める時、
エゴを抑え慎重に毎日やったら必ず可動域は広がると思います。

家で毎日やろうと思っている方はまず開脚の前屈から始めると良いと思います。

開脚前屈が出来るようになると
「これが出来たって事は他のポーズも同じ様にじっくりやれば出来るかも」と調子づいて来ます。

最初の3日はイマイチだけど4日目から動き始めますよ。
「おお〜」ってなります。

特に心身共に頑固で硬い男連中にやってほしいです。